例えば『アオイグラビア』という名の『スポットカラー』の赤色があります。

 

同じく『アオイグラビア』という名の『スポットカラー』の緑色があります。

面付け作業などで一つのファイルに同じ名前の色なのに色の仕様が違うものを配置するとカラー同士がぶつかってコンフリクトを起こします。
スポットカラーというものはその名前に対して色の仕様が決まっているのにもかかわらず、仕様が違うもの同士が同一書類上にあってはいけないので 、「どっちの色を使うんだーー!!」とけんかをするわけです。

ですからスポットカラーは『プロセス4色+特色』の特色だけに使うものなのです。

下記のようにカラータイプ『プロセスカラー』の『個別に適用にチェックをはずしたもの』
CSではカラータイプ『プロセスカラー』の『グローバルにチェックを入れたもの』を使用すればカラーのコンフリクトは解消されます。

当社では、最終的に入稿データにする際には、手っ取り早くカラーパレットのカラーを削除しての入稿を推奨しています。

 赤枠を選択して削除。

 この状態にすればコンフリクトの事故は防ぐ事ができます。